第6回『InCitesユーザー会』
2019年11月1日(金) 会場:赤坂インターシティ(溜池山王駅直結)

開催のご案内

本年、第6回を迎えるInCitesユーザー会では、多様化する研究分析・評価ニーズにお応えする、さまざまな分析事例をご紹介します。

論文被引用指標を用いた研究力分析は、大学・研究機関で広く一般に行われるようになり数年が経過しています。ここ数年は機関単位の分析からさらに精緻な研究力の把握が求められるようになり、部局別の分析のニーズが高まっています。そんな中、2020年度には第3期中期目標・中期計画4年目終了時評価が実施されることもあり、各大学・研究機関では部局別データの収集や整備について、本格的な取り組みを始めています。

本イベントでは、最近話題を集めている部局・組織別業績把握への対応として、InCites Benchmarkingおよび部局別分析を可能にするMy Organizationを使った様々な分析を実践し、業績把握や目標設定・成果報告に活用しているお客様より、事例をご紹介頂きます。
また、弊社のコンサルティングチームからは部局別分析をより柔軟に実施するためのMy Organizationサポートツールによる研究者別論文リスト作成法についても発表いたします。

皆様のご参加をお待ち申し上げております。

イベント概要

  • イベント名称: 第6回 『InCitesユーザー会』
    日 時: 2019年11月1日(金) 13:30~17:10(13:00受付開始)予定
    主 催: クラリベイト・アナリティクス
    会 場: 赤坂インターシティコンファレンス
    107-0052 東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR 3F
    会場までの地図 https://aicc.tokyo/access/
    参加費: 無料
    対 象: 研究支援に携わる皆様
    (研究担当理事、URA、IRなど研究分析・研究戦略策定・資金調達に携わる皆様)
    定 員: 80名(先着順・事前申込み必要)
    ※ 同業者の方のお申込みはお断りする場合がございます
    スピーカー: 神戸大学 戦略情報室 土橋慶章 氏
    長崎大学 研究開発推進機構 研究推進部門 学術研究支援室 王鴻香 氏
    上智学院 IR推進室 鎌田浩史 氏

プログラム

13:30-13:35 オープニング
13:35-14:15 神戸大学におけるInCites部局別分析,部局での活用の事例紹介』
神戸大学 戦略情報室 政策研究職員(高度専門職) 土橋 慶章氏

神戸大学のIRでは、当初は分野別分析を主としていましたが、学際部局の多い本学では、分析結果を活かす段で、うまく落ちていかないケースが見受けられ、My Organizationを利用した部局別分析に軸足を移しました。併せて、大学本部と部局の間で、同じ基盤の上で話をするために、部局でもInCitesを利用して研究力を把握できるよう、講習会の開催や個別指導を通じて、活用を促進してきたところであり、その事例を紹介します。
14:15-14:55 『大学全体の研究力向上を目指した部局研究力分析』
長崎大学 研究開発推進機構 研究推進部門 学術研究支援室
主任リサーチアドミニストレーター 王 鴻香氏


長崎大学では、第3期中期計画における全学的達成指標等に対する部局等の達成状況評価を継続的に行い、評価結果を大学の運営に活用しています。論文数及び被引用数も指標の一つとなっています。本講演では、本学において部局論文を分析するための論文リストの整備状況や分析事例を紹介します。さらに、部局論文分析を部局横断型研究の創出等に生かした事例を紹介します。
14:55-15:25 休憩・ネットワーキング
15:25-16:05 『研究支援一歩手前:
上智大学における現状把握のための研究力可視化の取り組み』

上智学院 IR推進室 鎌田 浩史氏

上智学院IR推進室では、企画立案支援を目的とした教学や経営に関する各種データの分析を行っており、その一環として、具体的な研究支援施策を計画する一歩手前の段階での現状把握のために、InCitesベンチマーキングを利用した研究力の分析を行っています。今回は、本学における研究力可視化の取り組みについて、InCitesベンチマーキングとBIツールTableauを組み合わせたいくつかの可視化の事例をご紹介いたします。
16:05-16:45 『部局・主著・若手などの組織・グループ別研究分析の実現』
クラリベイト・アナリティクス Web of Science 事業部
コンサルタント 浦田 大貴

学部や学科単位での分析、さらには主著や職位・若手研究者単位の分析など、学内の分析はどのくらい進んでいますか?
本セッションでは、新たに開発したデータ整備ツールを用いて、研究者のリストから分析に必要なデータを自動で生成し、My Organizationで部局別の分析を実行するまでの、一連の流れをご紹介します。煩雑なデータ整備でお困りの方や、多様な観点で分析をしたい方に、より効率的な方法をご提供します。
16:45-17:05 『クラリベイトの研究者サポートご紹介』
クラリベイト・アナリティクス Web of Science 事業部
研究者支援ソリューション マネージャー 澤 綾子

研究力の向上には、研究者が効果的に研究を進めることが重要です。
全文を効率良く検索できるKopernioや査読業績を集約・公開できるPublons、第一線との研究者とのコラボにより実現した『論文投稿講座』など、
効率的な研究活動を支援するための弊社ソリューションをご紹介します。
さらに研究分析のソースとしてのWeb of Scienceの分析に役立つ最新アップデート情報をお伝えします。
17:05-17:10 クロージング

※プログラムは予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
※同業他社の方のご参加は、お断りさせていただく場合がございます。

お問い合わせ

 クラリベイト・アナリティクス
 Web of Science Group(学術情報事業部)
 Tel: 03-4589-3102
 Email: marketing.jp@clarivate.com

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