

クラリベイト
学術フォーラム
『総合知を支える
学術情報とは』
しかしながら、『総合知』を社会のニーズに添った実現性の高いイノベーションに繋げるには、大学に加え、企業、国がそれぞれ持つ「知」の強みを生かした「知」のコラボレーションが必要ではないでしょうか。
本フォーラムでは、科学技術・学術政策関係者の皆様からの提言と海外事例を起点に、社会課題の解決や社会貢献につながる研究と企業が大学に求める研究、また、それらの研究を大学がどのようにリードしていくべきかについて考えます。また、大学・研究機関の研究マネジメントに当たられる学長、理事長、研究・産学連携担当理事の先生方をお招きした議論を通じて、大学間の交流を深め、大学教育と研究の発展を促進する一助となれば幸いでございます。
【開催日】
7月11日(火)10:30 - 16:00
(10:00 開場 / ネットワーキングランチ 1時間含む)(予定)
【会場】
丸ビルホール&コンファレンススクエア
東京都千代田区丸の内2-4-1丸ビル7・8
【対象】
大学執行部(学長、副学長、研究・産学連携担当理事)また大学で研究支援・推進業務に携わる皆様
【お問合せ】
クラリベイト・アナリティクス・ジャパン株式会社
クラリベイト学術フォーラム運営事務局
marketing.jp@clarivate.com
※プログラムは予告なく変更される場合があります。
ご登壇者
科学技術・学術政策研究所
文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)において30年以上に渡って、日本の科学技術システムの分析と政策的課題についての研究に従事。現在、同研究所第2研究グループ客員総括主任研究官、政策研究大学院大学(GRIPS)客員教授。

986年3月京都大学大学院研究科前期課程修了。同年4月富士写真フイルム株式会社入社。材料研究に従事し、2012年6月よりR&D統括本部 有機合成化学研究所長、2015年6月執行役員就任、R&D統括本部長および高機能材料開発本部副本部長を兼務、2019年4月よりバイオサイエンス&エンジニアリング研究所長、2019年6月取締役常務執行役員就任、2022年より知的財産本部管掌、現在にいたる。

工学系研究科 教授
東京大学経済学部卒、ブランダイス大学より国際経済・金融学修士号、東京大学より博士号(工学)を取得。2008年より東京大学教授。現在、東京大学総長特別参与、地域未来社会連携研究機構長、工学系研究科教授(技術経営戦略学専攻)。国土審議会特別委員、理化学研究所特任顧問等を兼務。専門は、大規模データとデータサイエンスの手法を用いた意思決定支援、科学計量学、計算社会科学、計算言語処理。「テクノロジー・インフォマティックス」を提唱。

Head of Research Analysis -
Institute for Scientific Information (ISI)
ClarivateのInstitute for Scientific Information(科学情報研究所)の研究分析部門の責任者。ISIの創設者であるEugene Garfieldと長年にわたって仕事をし、その後Henry Smallともに、世界の研究のパフォーマンスやトレンドに関する定量的なデータを提供するデータベース「Essential Science Indicators」を設計・開発した。2005年にオレゴンに移り、その後ビブリオメトリクスと引用分析のシニアコンサルタントを務める。2018年、ISIの科学マネージャー兼研究分析責任者に就任、現在に至る。
プログラム概要:
文部科学省 科学技術・学術政策研究所
第2研究グループ客員総括主任研究官
富澤 宏之 氏
『大学/企業の“知のコラボレーション”と人材の育成・活用の現状と課題』
大学と企業による“知のコラボレーション”の現状と課題について、民間企業を対象とした統計調査に基づいて述べる。ここでは、産学連携のような直接的な意味でのコラボレーションだけでなく、博士をはじめとする高度人材を活用する企業と人材を育成する大学の相互作用なども含めた広い意味でのコラボレーションを考察の対象とし、知の源泉としての大学の役割、企業が求める人材像、更には、日本の人材の育成システムの課題について考察する。
SESSION 2
富士フィルム
知的財産本部管掌
柳原 直人 氏
『大学が行うべき研究テーマとその選定について』
文科省が主催する大学研究力強化委員会に参加する機会を得た。その中で紹介した「企業から見た大学の研究テーマ」について解説する。具体的には、富士フイルムが第二の創業時に行った、研究テーマの選定に対する考え方、保有技術の棚卸し、研究体制のあり方などを紹介する。これらの手法は大学の研究力強化に直接、活用できるかどうか分からないが議論を起こす端緒になれば幸いである。
Clarivate
Head of Research Analysis -
Institute for Scientific Information (ISI)
David Pendlebury
『Supporting your institution to drive comprehensive knowledge』
クラリベイトのこれまでの調査と最新のトレンドを踏まえ、グローバルレベルの研究における「総合知」の認識と「総合知」的アプローチについて、具体的な例を交えてご紹介します。
SESSION 4
東京大学 総長特別参与
工学系研究科 教授
坂田 一郎 先生
『総合知的アプローチ実践の条件:問い、組織、評価、エビデンス』
総合知的なアプローチを用い、複数の知識領域を交差させていく形態の研究活動については、新たな学術領域の創成と同時に、社会的な課題解決の面でもその重要性が高まっている。このアプローチを効果的に実践する上で重要となる知の苗床の多様性、問いの立て方、チーム編成、評価等に関する考え方を提示する。同時に、このアプローチの実践に役立つ大規模な学術情報を用いた知識の構造化、学術の萌芽や影響力が大きい科学者の特定等の手法について説明する。
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